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学生のみなさまが、いまよりちょっと楽しく賢くすごせるように

ネームヴァリュー

大学に行く理由について、数日前に書いたような気がしますが、今回は、ネームヴァリューについてです。

ある、有名人が(東大卒)、東大以外意味が無い、との発言。その当の本人も東大を中退しているのですが。

日本の大学ってのは、皆さんご存知の通り、入るのは難しいです。どんな人だって、少しは勉強しないと東大は入れないでしょう。だから、東大というネームヴァリューを得るためには、入学することが大切なんですね。逆に、卒業にあまり意味が無いのでしょう。まあ、大学院に行って、博士号まで取る人が多いのですが。

そもそも、日本の博士号ってのは、あんま価値がないもんで。みんな大学院に行って、5年位で博士論文書いて、博士号もらってるのでしょうが、欧米ではそんなことはありません。アメリカの博士号取得の平均年齢は33歳らしいです。つまり、大学院に行ってから、10年近く研究してから、博士号を取得しているのです。

日本は、1990年くらいから、欧米に並ぶ量の博士号を出すことを目標にしてきました。その結果、日本は、質より量を優先してしまいました。

そもそも、大学の制度自体が違うので、すべてが欧米に追随すればいいわけではないのです。アメリカの大学は、入るのは簡単ですが、出るのが大変なんです。だから、日本とは逆に、出ること、卒業にネームヴァリューがあるのです。さらに、彼らは、バイトなんかしません。卒業するためにしっかり勉強するんです。唯一、お金をもらうのは、大学院に行ってから、研究を手伝うと、そのことに対する報酬が結構もらえます。だから、10年も大学院にいれるんですね。

アメリカ人は、日本の大学生に対して、こういうそうです。

「日本人は、中学・高校ですごい勉強してるから、大学で勉強しなくても仕方ない」

高校卒業の時点では、日本人の方が、かなり頭がイイです。彼らは、微積を知らずに、高校を卒業します。日本で言うセンター試験のようなものが、アメリカにもあり、SATというのですが、数学なら今でも満点が取れます。(だって、注意書きに、三角定規の各辺の比は、1:2:√3だってかいてあるんです。まあ、国語(英語)は全くわかんないですけど。)

じゃあ、僕達はどうすればいいのでしょうか。現在、大学は、就職予備校とかしています。

まず言えるのが、ポスドク問題と言われるように、博士号をとっても仕事が無いことが多いので、日本の博士号は、トップ大学でない限りは、とっても意味が無いと思います。

さらに、いい大学を出たことが、いい就職をすることにはつながっても、いい人生には、必ずしもつながらないかもしれないかもしれない。終身雇用制が壊れてきて、グローバル化が進んでいる中、実績がモノを言う世界になっています。

世界に出ると、日本のトップ校と呼ばれるものも、ネームヴァリューは皆無の場合も多いです。

一番いいのは、大学に入ったら、やめることです。だって、大学は遊ぶとこなんだもん。大学で人脈を作ったら、それで大学の役目は終わり。そこから、何でもすればいいんです。

もし、大企業に入りたいんだったら、卒業した方がいいかもしれないけど、大企業に入るってそんなにいいことかな?トヨタ帝国が永遠に続く保証なんてどこにもないよ。みんなならわかるよね、タタ自動車ヒュンダイフォルクスワーゲンとかが新興国では優勢なんだよね。

では、最後に。

祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理をあらわす

おごれる人も久しからず

ただ春の世の夢のごとし

たけき者も遂には滅びぬ

偏に風の前の塵に同じ