for student

学生のみなさまが、いまよりちょっと楽しく賢くすごせるように

鉛色の雲の合間から

日本の高齢化を象徴するかのような、東京都知事選。まあ、高齢者しか投票しないから、高齢者が当選する。だから、高齢者しか出馬しない。非常にわかりやすい理由で片付けられる。

今回最年少なのが、家入一真。高校を中退し、今は、IT会社役員まで上り詰めた。ただ、選挙方法が、とっても革新的だ。出馬会見は、まさかのツイキャス。つぶやいてくれたところに選挙カーに行く。演説はみんなと同じ目線で(つまり見えにくい)。ニコ動の応援演説を聞いていて笑ってしまったが、後ろにはホリエモンがいる。ネット上(つまり、若者だ)では、家入一真と田母神支持が圧倒的に多い。しかし、新聞社が行う調査では、毎回舛添だ。

基本的に、有名な人の中で、後ろに何もいないのは、舛添と宇都宮くらいだ。宇都宮の方は、知名度で劣っている感は否めない。主要政策である反原発で細川とかぶってしまい、存在感がさらに薄れる。舛添は、そこを曖昧にすることと、後ろに誰も居ないことで、クリーンなイメージを抱いている。でも、「舛添 婚外子」くらいでググってみれば、クリーンどころかダーティーであることは明らかだ。まあ、こんなことをネットとは縁のない高齢者が見ることもなく、高齢化社会の日本かつ、20歳までは選挙権がない国では、クリーンなイメージを持つおじいさんおばあさんが多いのも仕方がなく、その人達で決まってしまうのだろう。

若者はといえば、投票しない。したって何も起きないってわかってるからだ。そもそも日本っていう国に期待もしていないし、特別な感情もない。高度経済成長期だって、バブルだって知らない。日本は、世界に振り回されてきた、小さな島国でしかない。どうして、北方領土だか竹島が重要なのかがわからない。あんなのただの島だ。

小さな頃から、なんちゃってグローバル教育を受けてきた私達の中には、日本を抜け出せば幸せになれると思っている人もいる。これで、日本は、大丈夫なのか・・・。これから2,30年で死んでく人たちが、議員を選び、議員になっているのです。私達の将来のことなんか考えるわけがありません。所詮人間は自己中ですから。

このことに唯一言及するのは、田母神だ。だから、若者からの支持も大きいのかもしれない(こんなことを言っていた百田尚樹は徹底的に叩かれていますが、戦って欲しいです)。でも、じーさんたちに人気がないからなー。

 

 

私達は、重大な決断を迫られています。日本を背負っていくのか、それとも、捨てるのか。我ら一般人は、まだ、老人が腐らせた日本に生きるのか、それとも、右に偏った人に任せて脱出するのか。いくら腐敗したとはいえ、自分の国を持つのか、それとも、賞味期限切れの国を捨てるのか。

もし、前者を選ぶのなら、まずは、この国の現状を理解しなくてはいけない。それは、ニュースを見ることではない。新聞を読むことではない。本を読むのだ。偏った本も読みなさい。古典も読みなさい。そして、徹底抗戦しなさい。このままでは、日本はギリシャになるのです(イギリス・エコノミクスによる)。

もし、後者を選ぶのなら、片道航空券を買いなさい。どこでもいいのです。あなたが、行きたいところに行きなさい。日本みたいに生活保護はありません。でも、行くのです。日本を出てみてわかることってたくさんあるんです。絶対に、生きて行けます。たとえ、言葉がわからなくても、勉強ができなくても。  いつ行くの?

最後に

残念なことに、老人たちが作り上げた完璧とも言える暴力装置によって、老人をすべて排除することは、不可能なようです。そう、抵抗勢力は弾圧されるのです。そのことにさえ気づいていないとしたら、それは危険です。あるがままを受け入れることは、人間としての死を意味すると思います。だって、進化しないいきものなんて、存在価値がないじゃないですか。

日本に希望という名の光を、鉛色の雲の合間から回折によって、私達全員に与えることができるのか。これだけです。それができない人は、政治家なんて、教育者なんて、官僚なんて・・・名乗ならないでほしい。